Japanese | 仏教最大の祭り、人類無形遺産「燃灯会」
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Author Jogye On25-05-13 10:22 Views2 Comments0Related links
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仏紀2569年の灌仏会を迎え、国家無形遺産であり、ユネスコ人類無形文化遺産である燃灯会が4月26~27日の両日間、ソウルで行われた。
燃灯会は4月26日、東国大学の大運動場で「オウリムマダン」として始まった。オウリムマダンは、2025年奉祝標語である「世の中に平安を!心に慈悲を(Peaceful World, Compassionate Mind)」の意味を再確認し、自分と隣人、全世界の平和を祈る時間となった。行列提灯の競演大会の授賞式、子供や青少年、青年律動団と演戯団など40ヶ団体、1000余名が参加し、ダンスと演戯公演で祝祭の雰囲気を精一杯盛り上げた。タイ仏教の最高僧家委員・ソムデット・プラ・マハティラチャン和尚や日本曹洞宗宗務総長・服部秀世、台湾仏光山寺副住職および都監院院長・慧傳和尚、バングラデシュのカヤナサラナ宗団住職・バダント・サラナンカラ・テラ和尚など、海外の仏教関係者たちも参加した。
奉祝委員長・真愚僧(曹渓宗総務院長)は奉祝の辞で、「互いへの小さな配慮、温かい視線、そして行動する慈悲がまさに世の中を照らす灯火になります」と述べ、「結局、その光がすべての闇をおさめ、平和と希望の新たな時代を開いていくことを切に願う」と祈願した。
燃灯会の白眉である提灯行列は午後7時、東国大学で行った行事の締めくくり後、興仁之門―鐘閣を経て曹渓寺まで続いた。参加団体が丹念に製作した色とりどりの数万個の行列灯と161個の荘厳灯がソウル都心を明るく照らした。